『家族のため』という名目で、家庭よりも仕事を優先しがちじゃありませんか?
だって仕事なんだから仕方ないじゃないか!
と感じているパパ、ママの皆様。
本日ご紹介する絵本は、そんな皆様にぜひ読んでいただきたい一冊です。
絶対に、大人に響く絵本です。
泣けます。
子どもが親に
『一緒に遊ぼうよ!』
と言ってくれるのは【今】しかありません。
チャンスを逃すと二度と訪れません。
本当に目の前のわが子よりも仕事を優先していて良いのですか?
そんな貴重で重要なことを思い出させてくれ、考えさせてくれる本ですので、ぜひ読んでいただきたいと思います。
目次
ネタバレ【さがしもの】のあらすじ
一人っ子の【あるくん】はパパと公園に遊びにいきたくて、
『ねぇパパー、こうえんにいこうよ』
と誘います。
しかしパパはお仕事で忙しそう。
『時間がないからまた今度ね。』

あー時間がない、忙しい忙しい、と公園に遊びに行ってくれません。
次もそのまた次も。
ある日【あるくん】は意を決してあるものを探しにいきます。
それはお父さんがなくしたもの。
これを探せば、きっとお父さんは僕と公園に遊びに行けるんだ、と。
家の中から、公園まで、夜遅くなるまで一生懸命探します。

しかしなかなか見つかりません。
…

果たしてその先に待つものは?
…

そんな健気な子どもの発想と、
親がつい口にしがちな『時間がない』。
日々のありがちな光景から大事なことを気付かせてくれる絵本です。
この絵本で学べること
子どもの目線に立って考えたことはありますか?ってこと
親の目線と子どもの目線は違います。
しかし、子どもはそれを言語化する力がまだ足りません。
というより、親の出方を伺っています。悪気はなく。
子どもが何を考えているかは、親がその気にならないとわかりません。
子どもの考えに【親が近づいてあげないと近づかない】のです。
どうか寂しい思いをさせないでください。
【今】のお子さんにとっての親の役割ってなんだと思いますか?ってこと
自分ごととして、
あなたのお子さんは親に何を求めていますか?
その期待・親としての役割を、あなたは子どもに返せていますか?
子どもの環境や成長段階によって【親に求めるモノ】は違います。
- 無条件の愛か
- 承認か
- 笑顔か
- 話を聞いて欲しいのか
今、うちの子は私に何を求めているのか?
そんなことを日々考えて、今しかないお子さんとの貴重な時間を大切にして欲しいと思います。
【持論】子どものこの先は親との今で決まる
子どもは親があれこれしなくても勝手に元気に育ちます。
これは良い意味でも悪い意味でも、です。
過保護になる必要はありません。
しかし、子どもが見る親の姿は、その子のこれから先の人生に大きく影響します。
あなたは我が子にどんな姿を見せますか?
子は親の鏡
子どもにあれこれ求めるのはやめましょう。
なぜなら、子どもは親の姿を参考にしているからです。
子どもの言動に目がいくようであれば、まずは自分の言動を見直すべきです。
何が言いたいかというと、
子どもに悪気はないってことです。
おわりに
絵本になぞって私の子育て論もツラツラと述べてしまいましたが、
本日ご紹介した絵本は親の行動を見直すべきチャンスをくれる絵本です。
タイトル【さがしもの】
作:あぶ さん
絵:のざかはなえ さん
ぜひ手に取ってご覧ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました^_^