まずはじめに、

この記事はあくまで私個人の感想であること。

そして、

説明に対する私の解釈が大いに反映されている

ということをお伝えしておきたいと思います。

 

つまり、

私の受け取ったように理解して、

そこに対して、思ったことを書いている、だけです。

気になる内容があれば、

ぜひご自身で一度調べられてから

【伊南行政組合 昭和伊南総合病院 新病院建設推進室】まで

問い合わせしてみるのも良いと思います

昭和伊南

 

そんな私は、

①看護師を約20年経験してきており、

全国いろいろな病院で働いてきた経歴があります

 

②伊南地域に実家があり、高齢の両親が在住中。

今後、昭和伊南病院が新しくなったら両親がお世話になる可能性もあります

 

 

そんなスタンスで本日、説明会に参加してきました。

〖結論〗説明会を終えて全体の印象

まず初めて、

説明会を終えて私が率直に思ったことを書きます。

<全体の印象としては>

コストコストで結局地域住民のことは二の次、

あまり考えられていないってこと

これに尽きます。

正直、残念です。

個人的に個別で気になったこと

①病床数減少についてと割合について

昭和伊南

改定前の計画では199床(伊那の仁愛病院と同レベル)

が、改定後には160床と縮小となった。

かなりの縮小ですよね。

入院ベッドが減少したという点で、

地域住民の方の不安が一定数あるのも事実でしょう。

 

これは、

伊南地域の人口減少を受けて

コスト面で病床数縮小を考えたのは、まぁ理解できるとして。

 

私がさらに気になったのはその内訳。

病小規模(全病床合計)199床⇒160床

一般病床       125床⇒100床

ハイケア       8床⇒4床

地域包括ケア病床   35床⇒26床

回復期リハビリ病棟  31床⇒30床

なぜこの割合、なんだろうか?

一般を25床減らして回復期は1床減。

 

このバランスはどう出しているんだろうか?

 

 

質問してみた。

私「これは統計を基に算出した内訳なんですか?」

 

これはあくまで現段階での話。今後の推移によって柔軟に対応していきたいと思います。

 

…そんな答えある!?

じゃあなんでこんな半端な数字出てるわけ?

数字の根拠は?

そんなこと言ったら説明会にならないじゃん!!!

 

っていうか、

病棟の内訳どうします?じゃなくて、

病院の施設の内訳なんだから、

そもそも現段階で決まってないと構想にならないよね!?

 

ちなみに資料によると、

<変更の理由>

伊南地域の人口が減少傾向であることに加え、コロナ禍後、入院患者数が当初の基本計画の想定より少なく推移しており、将来推計入院患者数も減少する見込みです。この状況を踏まえ、病院全体のベッド数や、急性期・回復期など治療段階に応じたベッドの配置を見直しました。

とある。

「見直しました」

ですよね?

見直し終わってるんですよね?

資料ではわざわざ赤字になってます。

そこから最終的に柔軟に対応してちゃ、

むしろダメなんじゃないでしょうか???

 

というのが1つ。

 

②施設整備の見直しで〖ヘリポート〗が地上に変更したこと

昭和伊南

ヘリポートが〖屋上〗から〖地上〗に見直しされている!

病床が199床⇒160床に縮小したことにより

面積は19372㎡⇒14820㎡に縮小となっている。

そうなると、

むしろ屋上に作った方が理にかなっているんじゃないかとも思う。

 

地上のメリットはやはりコスト面が安いからだろう。(仮説)

 

でなきゃ圧倒的に屋上の方がいい。

というのも、

看護師目線で言わせてもらうと、

 

《屋上のメリット》としては

  • 搬送された重傷者が最短で院内治療に取りかかれる
  • 天気に左右されない搬送が出来る(ストレッチャーのまま)
  • ヘリ着陸の障害が少ない

《屋上のデメリット》

  • 作るのにコストがかかるらしい(AI調べ)

 

《地上のメリット》

  • コストが屋上よりも安い

《地上のデメリット》

  • 安全にヘリを着陸されるとなるとある程度、病院との距離が必要
  • となると搬送に時間と手間がかかる
  • 必要時は救急車をスタンバイさせて乗り換えする場合もある
  • つまり安全面でのデメリットが多い

 

重傷者では1分1秒が命取りだ。

そういう意味で、

屋上をやめたのは命をどう捉えているか?という問題にも見えてくる気がする。

 

ちなみに、このあたりの病院では

  • 松本の相澤病院は屋上
  • 諏訪の赤十字病院は屋上
  • 伊那中央病院は地上
  • 飯田市立は地上

飯田市立のように、地上到着でもそのままストレッチャーで行ける専用通路を確保するような作りなら安心だが。。

現時点でその説明もないし、

それをアピールポイントにしていないところを見ると、

そういった作りは考えていないような気もする。

新たな診療科に心臓血管外科がない

これは死活問題。

私は岡谷塩嶺病院で心臓血管外科に携わってきた。

でも岡谷塩嶺病院は医師の大学撤退を機に心臓外科から手を引いた。

 

現在は

諏訪赤十字に心臓血管外科がある。

伊那中央は非常勤で信大の医師が外来にくるが、緊急の場合は信大へ紹介される。

仁愛病院も循環器内科がカテーテル治療を始めたばかり。

飯田市立・飯田病院は常勤で手術にも対応できる。

 

伊南地域で、もし循環器的に心臓のOPEが必要となったら、

諏訪日赤か飯田までいかないといけないのが現状だ。

 

伊南地域の中核病院を謳っているのなら、

その施設をぜひ作ってほしかったというのが私の残念ポイントだ。

 

大動脈解離や弓部大動脈解離などは本当に秒単位で対応が必要となる。

それができない不安をずっと伊南地域の住民は抱いてきた、

にも関わらず、

今回のこの大規模な新病院建設にあたって、

そこにメスを入れないのは市民の期待を裏切っているとしか思えない。

(*これはあくまで一市民の感想です。)

ここで説明会の概要

どんな説明会だったのか、ご紹介しておきます。

 

私が参加したのは飯島文化館の説明会。

事務方の偉い方々が数名で説明してくださいました。

 

聴衆はポツポツ。

全部で10名いたかいないか程度でしたね。

 

説明会の内容

  1. まずは新病院建設に至った経緯
  2. 次に今回計画を見直した経緯
  3. そして見直し内容
  4. 質疑応答

という流れで話が進んでいきました。

18:30~19:30の全部で1時間。

昭和伊南

新病院建設に至った経緯

  • 施設の老朽化
  • 医療器具などが乱雑になっている現状で安全性の確保
  • コロナをきっかけに患者数が減少し、いまだに戻らず経営上の立て直しのため

私が受け取った理由はこんなところ。

説明会の前に1枚の資料をいただいたが、

その経緯についてはスライドで説明があったのみ。

現在までの流れ

(当日の私のメモによると)

  • 令和2年に新病院の構想が始まった。
  • 令和4年に36000㎡で計画、福岡駅東あたりで想定。
  • 令和6年でもコロナ前の患者数に戻らず、見直しを決めた
  • 令和8年、新病院建設事業の見直し ←今ここ!

というわけ。

Q&A 質問

災害時の対応について

災害対応について、下水道の専門家的な方が質問されていましたね。

たしかに災害の備えは大事なこと。

それに対しては、

その専門家の納得のいく回答は得られなかったようで、

かなり厳しいことを指摘されていましたね。

 

あのやり取りが公にならないのはもったいないです。

専門家からの質問と、それに対する病院側の回答が

市民に公表されることを願います。

(どなたかが、「このやりとりをまとめて、後日市民に伝えるつもりはあるか?」と質問したところ、「現時点ではない。でも検討する」という歯切れの悪い答えだった。ダメだこりゃ、と思わざるを得ない。)

 

まとめると、

見直し前は〖免震〗だったものが、見直し後には〖耐震〗になっている!

という指摘。

東北の震災の例を挙げて、これでは機能停止する、と質問されていました。

回答としては、「そういうことも含めて、複数の専門家からのアドバイスをもとに決めている」というもの。

その専門家の1人が「これじゃだめだ」と言ってるんだから、話は平行線ですよね。

終了後に個別に話をされていました。

 

 

今回の説明会の感想は以上です。

おわりに

今回の説明会に限っては、

患者ファーストとはかけ離れた構想だなと感じざるを得ません。

 

ぜひ、本来は患者ファーストだったんだよ、

という事実が新たに説明されるといいですね。

 

これでは安心して新病院を待つなんてできないし、

地域住民は諦めムードな気もします。

 

私が聞いたところ、

「どうせ2031年予定って言ったって予定通りできないよ」

という人が大半でした。

 

それでいいのか駒ケ根市!

私は駒ケ根が好きで、ハーフマラソン大会も好きなので

個人的には応援しています。

 

ぜひ市民を安心させられる病院計画を発表して、

ワクワクと安心で建設を待つような病院にしてほしいと

切に願います。

 

私の記事は以上です。