- 子育てに関して夫(妻)と考え方が違うからいつもぶつかる…
- どうしてわかってくれないのかな?
そんな夫婦の考え方の違いは、長く一緒にいればいるほど多くの場面で感じられるでしょう。
子育てにおいては、より明確に違いが現われる場面かもしれませんね。
そんなときはどう対応すればいいのでしょうか?
わが家では不登校気味の小3息子がいます。
その息子に対して、妻と私では考え方の方向性が異なるため、意見がぶつかることも多いです。
今日はそんな私の体験をもとにして、夫婦の意見が異なる場合の対策をお伝えしたいと思います。
<記事を書いている私はこんな人>
- 3児の父
- 専業主夫
- 元看護師
- 子育てに注力したくて仕事を辞めて家庭に専念している
<この記事を読むことでわかること>
- 夫婦の意見が違う原因がわかる
- 意見の相違を受け入れられるようになる
- 意見が違ったときにどう対応すればいいかわかる
『子どものために!』と思い行動しても、夫婦関係が悪化しては本末転倒。よけいに子どもが苦しみ悩む原因をつくってしまいます。
意見が違ったとしても、夫婦が話し合って理解しあい、おだやかな環境の家庭であることが子どもの望むことなのです。
目次
前提:子育ての意見が違ってもどれもその人なりの正解と知ろう
相手と意見が違うと、つい
- 『私の話を聞いてよ』
- 『自分の意見の方が正しいに決まってる』
そう思いがちです。
しかし、人間の価値観というのは、その人の育ってきた環境に大きく左右されます。
つまり、育ってきた環境が価値観や人生観をつくるのです。
ですので、その人にとってはそれが正解であり、それ以外は認められないというわけです。
そんな前提を知り、まずは相手の意見を受け入れましょう。
自分も育ってきた環境バイアスがある
相手も育ってきた環境による最適解で話をしている
わが家のケース:不登校の息子に対する方向性の違い
子育ての方針の違い
- 妻は…学校に行って欲しい
- 私は…学校に行きたくないなら行かなくて良い
この意見がよくぶつかります。
「学校に行かせたい」妻の考え方とその理由
学校に行くことが楽しく、行くのが当たり前だった妻からすれば
- 『なんて行かないの?』
- 『行かない理由は何?』
- 『はぁ~今日は行きなよ』
となるのです。
そして、
- 『行けるようにしてあげたい』
- 『どうしたら行けるようになるのか?』
そう考え行動します。
これは妻の歩んできた人生を考えたら当然です。
「行きたくないならそれでいい」私の考え方とその理由
私は、本人が行きたくないならそれでいいと考えています。
なぜなら、人生は長いから(´ω`*)
今無理してつらい思いをして行くよりも、自分が心穏やかに過ごせるように時間を使った方が100倍幸せだと思うからです。
〖明日人生が終わったとしたら、その選択で後悔ないか?〗と常に問いかけています。
という方がいますが、
今苦労しても将来苦労したらそれこそ地獄です…(;´∀`)
将来の笑顔のために今泣き顔を見るくらいなら、「今笑顔で将来も笑顔」を選ぶ。
本人のタイミングを待とう、本人の気持ちを尊重して認めよう
というのが私のスタンスです。
意見の異なる配偶者への対応〖4ステップ〗
- まずは相手の考えを聞く
- その考えに共感する
- 異なる意見とそう考える理由を伝える
- 最終的に子どものためになるのはどうかを一緒に考える
まずは相手の考えを聞く
相手の価値観は相手の育った環境そのものです。
まずはそこを尊重しない限り、こちらの話も聞いてもらえないのは当然です。
違った意見でも、その人なりの最適解だということを理解し、リスペクトを持って話を聞きましょう。
その考えに共感する
違った意見だとしても否定してはいけません。
繰り返しますが、価値観がその人の育った環境である以上、その意見を否定するということはその人の歩んできた人生を否定するということになります。
まずは共感しましょう。
頷き、相槌を打って、「たしかにそうだね」と共感するのです。
異なる意見とそう考える理由を伝える
まず話を聞く。
共感する。
これでようやく相手の緊張が取れて聞く姿勢になってくれたといえます。
その上で「でも自分の意見はこうだ」と初めて意見を言える環境が整うのです。
最終的に子どものためになるのはどうかを一緒に考える
大事なことは、〖目の前の息子がどうなりたいか〗ということ。
本質を見失わないように話の軸がそれないように気を付けましょう。
- 相手の意見を曲げることが目的ではない
- 自分の意見を通すことが目的ではない
感情的になるとつい目的を見失いがちですので要注意です。
ありきたちな言葉を使うと、「建設的な言葉を使って話し合いをしましょう」です。
以上、ここまでご覧いただきありがとうございました!
相手の話を受け入れるのは、自分の意見が否定されたような気になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、誰のためか、何のためか、ということを考えつつ、柔軟な姿勢がよりより解決策につながるんだと感じています。
それでは!