- ふるさと納税のしくみがよくわからない!
- 本当にお得なの?デメリットは?
こんな疑問を持つ方はとても多いです。
なぜなら、
ふるさと納税は「むずかしい制度」と思われがちだからです。
でも、実はとてもシンプル。
説明を聞けば小学生でもイメージできるくらい、わかりやすい仕組みなんです。
《この記事でわかること》
- ふるさと納税とは何か?がわかる。
- ふるさと納税の仕組みがわかる。
- なぜお得なのか?メリットと注意点がわかる。
- ふるさと納税に関する「よくある疑問」が解消される。
これを読めば〖ふるさと納税って結局どういうもの?〗という疑問が解決できます。
人に説明できます。
ふるさと納税の基本が理解できますので、読んでぜひご活用ください(‘ω’)ノ
目次
ふるさと納税ってなに?
✔︎一言でいうと、税金の一部を好きな街や村に送ることができる制度です。
※補足
『税金』=国や町に払うお金のこと。
そのお金は、道路を作るのに使われたり、学校ができたり、
私たちが住みやすい国になるために使われる。
『税金』にはいろんな種類の税金があるよ。
本来なら、自分の住んでいる市区町村にすべての住民税や所得税を払います。
でもふるさと納税を使うと、その一部を〖別の町〗に送ることができるのです!
たとえば、
⇒その町へ、税金の一部としてお金を支払うことができるんです。
- 〖ふるさと〗と名前が付いていますが、生まれた町じゃなくても大丈夫!
- 自分が応援したい地域を自由に選べるのが特徴です☆
さらに、その町からは返礼品(へんれいひん)として、地域の特産品(とくさんひん)が送られてくるのです。
どういう仕組みなの?ふるさと納税の流れを解説!
3ステップで仕組みを解説!
ふるさと納税は次の③ステップで考えるとわかりやすいです。
- 好きな町に寄附をする(数千円~数万円まで、好きな金額を選べる)
- そのお礼に「返礼品(その地域の特産品など)」がもらえる
- 寄附した分、翌年の税金が少なくなる(寄附金控除:きふきんこうじょ)
→つまり、
〖寄附した分のほとんどは、もともと税金として本来払うもの〗
+
〖なのに、お礼の品ももらえる〗
という仕組みです!
たとえば『2万円を寄付した場合』の流れ①②③
- 20,000円を好きな市区町村へふるさと納税で支払う
- 返礼品が届く(1万円相当のお肉など)
- 翌年の税金支払いが18,000円安くなる
(自己負担は2,000円だけ)
これは、
そもそも払うべきである翌年分の18,000円を支払っているに過ぎない。
余分に2,000円支払っただけで1万円相当の商品をもらっている。
というお得感なのです。
つまり、実質2,000円の負担で全国の特産品を楽しめる制度なんです!
例えばどんな返礼品があるの?オススメは?
ふるさと納税の魅力と言えば、やっぱり返礼品。
寄附をした場所の名産品や特産品が届きます。
人気のジャンルを紹介します。
・お肉:黒毛和牛、ブランド豚、鶏肉のセット
・海鮮:カニ、いくら、まぐろ、ホタテ
・フルーツ:シャインマスカット、さくらんぼ、メロン、マンゴー
・お米:新潟のコシヒカリ、秋田のあきたこまち、北海道のゆめぴりか
・スイーツ:ジェラート、アイスクリーム
・飲み物:ビール、日本酒、コーヒー
・日用品:タオル、家具、トイレットペーパー、ティッシュペーパー
・体験:温泉の宿泊券、テーマパークの入場券
どれを選ぶか迷ってしまうくらい、本当にいろいろな種類があります。
特に「家族で楽しめる食べ物系」が人気です。
また、物価高騰の影響で、「子ども用おむつ」や「ティッシュペーパー」など必需品・日用品も需要が高まっています。
何がお得なの?メリットを知りたい!
ふるさと納税を利用するメリットは3つ考えられます。
- 返礼品がもらえる
- 日本全国の町を応援できる
- ネットでカンタンに申込みできる
①普通なら税金として「払って終わるお金」
が、〖返礼品〗として形になって戻ってくる
これは誰にでも大きなメリットです。
②自分の税金の使い道をみずから選べる。
かつ、日本全国のいろんな町を応援できる。
これもメリットです。
- 災害のあった地域を応援したい気持ち。
- 自分が旅行で訪れた思い出の町を応援したい気持ち。
どこかの町を思い描くきっかけになるのが良いですね。
③ネットでかんたんに申込できる!
ショッピングサイトで買い物をするのと同じ感覚です。
慣れ親しんだ感じで注文できるので、まったくストレスはかかりません。
どうせ税金を払うなら、返礼品がある方がうれしいですもんね(´ω`*)
『ふるさと納税サイト(買う場所)』によってはポイントでお得になるケースもあります。
(2025年10月からポイントに関する制度が変更!注意)
ふるさと納税にデメリットはある?
デメリットというか、注意点があります。
- 先にお金を出さないといけない(ふるさと納税は先払いで後の税金が安くなる仕組み)
- 上限(いくらまで払えるか)が決まっているため、やりすぎるとお得なしで寄付だけとなってしまう。
- 申し込みや書類(ワンストップ特例申請)を出さないといけない。
①「お得になるには先にお金を出す」という制度
『ふるさと納税をしたら来年の税金が安くなる』という仕組みです。
だからそもそも今年にお金がない場合は厳しいです。
②寄付できる金額に上限がある
上限は、年収や家族構成によって変わります。
そのためシミュレーションが大事になってくる。
超えてしまうと損しますので要注意!
③「ワンストップ特例申請」を忘れると税金が安くならない
ワンストップ特例という、確定申告をしなくて済む制度があります。
ただしそれには書類を出す必要があるので注意です。申し込みさえ忘れなければOK。
最近はスマホでできることも多く、やり方さえわかれば安心。
ざっくりとデメリットはこの3点かと思われますが、ふるさと納税のしくみをよくわかっていれば問題ないものばかりだと思います。
自分はいくら分まで使えるの?知りたい
ふるさと納税は「いくらでも」寄附できるわけではありません。
人によって上限額が決まっています。
上限は、
- 年収(1年間にどれくらい稼いでいるか)
- 家族構成(専業主婦の奥さんがいる、子どもがいるなど)
で変わります。
自分で計算するのは大変ですが、便利な〖ふるさと納税シミュレーター〗があります。
自分の年収や、家族の状況を入力するだけで、『寄付できる上限』がすぐにわかるので便利です☆
個人的にはどのサイトでも良いので、シミュレーターを使うのが一番ですね。
手間なくかんたんに調べられますのでオススメです!
その他のよくある疑問
ふるさと納税はいつやればいいの?
→1月1日から12月31日までが1年分となります。
年末ギリギリに申し込む人が多いですが、人気の返礼品は在庫切れになることもあります。
オススメとしては〖夏~秋〗にやっておくと安心です。
どのサイトから申し込めるの?
→有名なのは「さとふる」「楽天ふるさと納税」「ふるなび」など。
楽天市場から申し込めば、通常の買い物と同様のステップで簡単ですし、楽天ポイントもつくのでとても人気です。
*2025年10月からポイントについて制度が変わるので要注意です。
返礼品はいつ届くの?
→早ければ数週間で届きます。
遅いと数ヶ月。
果物は旬の時期に合わせて届くことが多いようです。
また、数回に分けて届くものもありますので、要確認ですね。
忘れたころに送られてくるので、ちょっとしたプレゼント気分も味わえます( ´艸`)
まとめ
ふるさと納税は、
- 好きな町を応援できる
- 返礼品がもらえる
- その分、税金が安くなる
という、とてもお得な制度です。
「税金」と聞くとむずかしく感じますが、実際はインターネットで買い物をするのと同じくらい簡単です。
上限に気を付けて申し込めば、家計にもプラスになります。
大人にとっても子どもにとっても、
「日本の町と町をつなぐ仕組み」
と考えるとイメージしやすいのではないでしょうか(^^)
ご家族で「どの返礼品にしようか?」なんて話し合ってみるのも楽しいかもしれませんね(*‘∀‘)
ご覧いただきありがとうございました!