他の家庭はどう対応してるのか知りたいです。
そんなときって、親として何を考えてどう対応したらいいか、迷いますよね。
実際に不登校気味の長男を持つ私が『1家庭の例』としてお答えします。
お子さんが「学校に行きたくない」と言い出すと、親としてどう対応すべきかわからない…
そんな悩みってありますよね。
- 背中を押して頑張って行かせるべきか
- 息子の声に耳を傾けて休ませるべきか
- 理由を聞いて親が介入して行けるようにすべきか
いろいろと悩むと思います。
子育てに正解はありません。ですのでここでは1つの家庭の例として「こういう考えもあるんだ」という感覚で読んでもらえると嬉しいです(^^)
目次
息子が「学校に行きたくない」と泣いた朝
朝の支度は普通にやっていました。
しかし、玄関に立ったとき涙があふれてきました。
「行きたくない…」
私たち夫婦の考えと対応の違い
今朝の妻の対応
「行くよ!大丈夫、時間ないから早くしな!」
「どうして行きたくないの?」
休むことが決定した後、
「自分で考えて理由を分析しな!」
…わたしは絶句しました…
私の不登校の息子に対する4つの決めごと
私は「学校は休んでも良い」というスタンスです。
長期的に見て、休みたいときに休んだ方がメリットがあると感じているかたです。
そして、息子に対しては、
- 理由はきかない
- 本人からの話を待つ
- 息子から話して来たら聞く
- アドバイスはしない
この4つを徹底しています。
どうしてか?その理由を1つずつ解説していきます。
休んだことで自分を卑下しないこと。
休んでも大丈夫、心配ないと思ってもらうことが大事。
「私の4つの決めごと」の根拠
理由はきかない
理由を聞くと、「責められている」ように受け取る恐れがあるからです。
だいたい小学校低学年の子どもに自分の行動の理由を考えろなんて難易度高すぎワロタですよね。
「理由なんて知らん!」
それが正直な息子の気持ちでしょう(笑)
本人からの話を待つ
自分から問いかけない。
むしろ他の楽しいことを考えて楽しい休日を過ごせるように心がけます。
息子から話して来たら話を聞く
もし息子が話して来たら、そこで初めて聞きます。
自分からはあれこれ聞くようなことはしません。
タイミングは息子が決める。
それでいいと思っています。
アドバイスはしない
アドバイスは、今の自分を否定されているように感じるからです。
潜在的に「今のままじゃダメ」と、そう聞こえるリスクがあるからです。
だから、息子の言葉をオウム返しでフィードバックはしますが、その意見が是か非かについては言及しません。
それは息子自身が考え、感じることだからです。
夫婦としてまとまった今後の対応策
結果として、本人の話ではこういう考えでした。
不登校気味の状態を脱するには、保健室登校のような「別教室」で個別に指導してもらえるような対応も考えました。(学校から1つの対策として提案されたこと)
しかし、本人が「みんなと一緒に授業を受けたい」という想いがあるなら、親としてその気持ちを応援したいと思いました。
これは妻も同じ気持ちでした。
でもきっと、その気持ちと相反する「行きたくない」という気持ちも同じくらい強く持っているんだと思います。
対局にある想いの中で、本人もきっとどうしていいかわからない部分もあるのでしょう。
だから、今日みたいに
- 「学校行きたくない」
- 「休みたい」
というSOSが出たときには、有無を言わさず温かく見守ろうという考えにまとまりました。
結論:休みたいときは思いっきり休んで体も心も充電すればいい
「休みたい」というときは絶対に疲れてるんだと思います。
子どもは大人とは違います。
大人の感覚で、大人の価値観で話をしてはいけません。
そうなると子どもはもう
「話してもムダだな」
と、パタッと心を閉ざすでしょう。
しっかりと子どもの気持ちを理解して、尊重して、認めてあげられるような、心の広い大人になりたいですね(*’▽’)
私も気を抜くと、ついガミガミしてしまいがちです。
ですから、一生懸命気を付けます(;”∀”)
この記事が誰か1人でも参考になれば嬉しいです☆
ご覧いただきありがとうございました!