3人子連れ旅行

【渋温泉の順番】正しい回り方はあるのか?外湯1番から9番までの違いも解説

  • 渋温泉の外湯を全部制覇したいけど回り方に正解はあるの?
  • どんな順番で回ったら良いか教えてほしい!
  • 外湯9つの違いはあるの?

そんな疑問にお答えします。

私は、3人の子連れ旅行が趣味で色々なところに出かけています。

渋温泉にも宿泊して外湯も全て行ってきました。

旅館の女将さんにもお話を聞かせていただきました。

そんな私が渋温泉の入り方について解説します。

《この記事を読むとわかること》

  • 渋温泉の外湯の違いがわかる
  • 渋温泉の外湯の回り方がわかる

外湯の回り方についてですが、

結論から言うと『これが正しい外湯の回り方』というものはないようです。

ですので、基本的には順番関係なく自由に入って問題なしです。

ただ、これは最後に入るべし!など、お風呂によってはオススメの順番があるようです。

また、1回の宿泊で全ての外湯に入るのは大変ですので、違いを分かった上で自分なりに優先度をつけて入るのがオススメです。

渋温泉でオススメの外湯は9番湯

9番湯は一般的にオススメの外湯のようです。

たしかに他の外湯よりも更衣室も浴槽も広く、入りやすい印象です。

また、他の外湯は男女の入り口が隣り合わせになっているのと対照的に、裏と表で入り口が離れていることからも気兼ねなく入りやすい外湯です。

最後に入ることを推奨されている外湯【結願湯】

オススメした9番湯は【結願湯(けつがんゆ)】とも呼ばれ、最後に入ると良いとされています。

1つだけ入るなら9番湯で良いでしょう^_^

【特徴】9つの外湯の紹介とそれぞれの違い

1番湯:初湯

初湯

名僧行基が最初に発見した温泉で、鉢を洗ったことから鉢湯と云われていたものを、いつしか初湯となり今に伝わっています。

胃腸に良く効くことから、誰言うとなく「胃腸の湯」とも呼ばれています。

2番湯:笹の湯

笹湯

昔、笹藪の中から温泉が湧き出していたことから、笹湯と呼ばれてきました。

笹の成分が温泉に溶け出して湿疹などの良く効くと言われています。

また、病気の快復時に効果があると言われ、「仕上げの湯」とも呼ばれています。

3番湯:綿の湯

綿の湯

この養生が出来たころの温泉には白い湯花が混じっており、それが綿に似ていることからこの名前が付けられております。

婦人風呂は特に「子持ちの湯」とも名づけられておりますが、この温泉で湯治することにより、子宝に恵まれる人が多いからでしょう。

切り傷や皮膚病などにも効果があります。

内装

4番湯:竹の湯

看板4と5は裏路地に入ります

竹の湯

その昔、長い間の念願であった地獄谷からの引湯に成功したとき、その快挙を祝福して当時の人々が末の湯と共に名付けました。

慢性通風にはゆっくり患部を温めると効果があります。

しかしながら外湯に梅の湯がないのはどうしてでしょう。

内装

外湯 脱衣所脱衣所
外湯 浴槽浴槽

5番湯:松の湯

松の湯

竹の湯と相前後して完成したのがこの松の湯です。

「あなたを待つ湯」などと昔の人は洒落て言っていたらしく、ここが集会所の役目を果たしていたようです。

神経痛や病気の快復時に良いようで、湯の中で体を動かすと痛みが軽くなります。

外湯 脱衣所脱衣所

内装

外湯 浴槽浴槽
湯の温度激アツの温度を測定。アツすぎて途中で引き上げました。44度以上は確実にありますね。

 

6番湯:目洗の湯

目洗の湯

その昔、目を洗って眼病を癒した、と言われていることから命名されています。

温泉が、滝のように湯船に落ちていた子をは、滝の湯とも呼ばれていました。

また、肌がきれいになることから「美人の湯」とも呼ばれています。

7番湯:七操の湯

七操の湯

非常に古い時代に開設されたこの浴場は、最初は温泉が七本の滝となって湯船に流れ落ちていたということです。

また、七つの病気に効く。とか、七回入れば病が全快する。などと云われており「七操の湯」と呼ばれているようです。

8番湯:神明滝の湯

神明滝の湯

厳選は、裏山の神明山から湧き出し、昔は滝のような打たせ湯で疲れを癒したところから命名されています。

婦人病に良く効き、子宝にも恵まれるお湯だと云うことから、「子宝の湯」とも呼ばれ親しまれています。

9番湯:渋大湯(女湯入り口)

9番湯は唯一、女性と男性の入口が離れている外湯です。

大湯

渋温泉を代表する天下の名湯で、霊泉です。

巡欲祈願の最後に入浴し、それから薬師庵に登り薬師如来に心を込めてお参りしていただきます。

万病に効くと云われておりますが、特に神経痛、リウマチ等に効くことで有名です。

また、源泉(地下にあります)の湯気を利用した虫風呂もお楽しみいただけます。

屋上には同じ源泉の足湯もございます。

9番湯:渋大湯(男湯入り口)

外湯大湯 外観

 

一番広くて大人数で入れる外湯です。

更衣室も広めです。ただし、扉を開けるとすぐに更衣室なので、出入りする際に中の人の着替えが丸見えとなります。

開け閉め時にはご注意と配慮をお願いします。

番外編:足湯

のふとまる

9番湯の大湯に上にある足湯です。

大湯と同じ源泉の足湯として人気の足湯です。

熱いのでお気をつけください。

信玄

温泉郷の入口にある足湯です。

まとめ:渋温泉の外湯に決まった順番はない

渋温泉にある9つの外湯の入り方や入る順番は正確に決まっているわけではありません。

ですが外湯はそれぞれ違った効能が期待できるようです。ご自身に合った外湯を体験してみると良いですね。

とはいえ、初めての場合は熱さに慣れなかったり時間的制約もあったり、9つ全部を回るのは難しいでしょう。

まずは9番湯を体験して、余裕があれば他の外湯も回ってみるのがオススメです。

また、渋温泉は観光客だけでなく、地元の方も日常使いしています。

マナーを守った入り方と、周りの方への配慮を忘れずに楽しみたいですね^_^

以上、渋温泉の外湯についてご紹介でした。