子育てのために仕事辞めたいんだけど、同じ思いの人っているのかな?
もしくは、
- 夫が急に専業主夫になりたいって言ってるんだけど
- 夫が仕事辞めたいって言ってるんだけど
と悩んでいる奥様へ。
〖一家の大黒柱だった私が仕事をきっぱり辞めた理由〗とその経緯を振り返りたいと思います。
<記事を書いている私はこんな人>
- 元看護師で
- 3児の父、
- 30代後半の
- 専業主夫2年目です。
一般的に安定した職業と考えられている〖看護師〗という職業。
しかし私は辞めました。
3人の幼い子供を育てる費用、そして住宅ローンの支払いがあるにも関わらず、安定した収入の仕事を手放してまで手に入れたかったものがある。
そんなお話です。
<この記事を読んでわかること>
- 安定した収入の職業を手放してまで手に入れたかった時間があること。
- その価値は人それぞれであること。
- 人生はタイミングであり、今を逃すと後悔しかないこと。
実際にこういう父親もいるんだな、程度に読んでいただければ幸いです(´ω`*)
目次
専業主夫になった経緯〖看護師を辞めた理由〗
重要視したかったのは子どもたちとの関わり
![子どもたちと遊ぶ父親](https://naolife2.com/wp-content/uploads/2024/02/shutterstock_1095092303-300x200.jpg)
一番の理由は子どもとの時間を多くしたかったからです。
では、そもそもなぜ家族との時間を重要視していたか。
それは、子どもたちの精神状態がこれではマズイと感じたから。
あれは2020年~2022年頃。
- 仕事が終わって遅くに帰ると、22時すぎなのに子どもが1人リビングにいる。
- 朝ごはんは白米にふりかけだけ。
- 起きている時間帯に帰宅できると、暗い雰囲気の中、助けを求めるように笑顔で寄ってきてくれる子どもたちの様子。
- 四六時中ガミガミしている妻。子どもたちの前でタメ息をついている妻。自分だけ寝る妻。
『この状況は変えないといけない』
そう直感しました。
子供の成長は幼少期の関わりが一番大事。そう考えていたからです。
看護師を辞めた3つの決め手〖退職理由〗
![困った顔の看護師さん](https://naolife2.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_1428-300x200.jpeg)
- 異動による信頼関係の喪失
- 拘束時間の増加
- 家族との生活リズムのズレ
異動願いは自分が出しました。
理由は、より家庭に注力できるような環境で働きたかったからです。
具体的には、一般病棟から回復期リハビリテーション病棟への異動でした。
たしかに仕事内容は精神的にも肉体的にも負担が少なくなりました。
しかしそれにより、本来望んだ家族との時間はより少なくなったのです。
異動願いは逆効果だった?
今思えば、異動しなければまだ看護師を続けていたかもしれません。
でもあの状況で異動しないという選択肢はありませんでした。
つまり、看護師を辞めたのも必然だったのだと思います。
家族の思いが合致したタイミングがきた
![仲が良さそうな4人家族の画像](https://naolife2.com/wp-content/uploads/2024/04/89ff19b70d3eb0a6e546a763b61e01b6-300x158.jpg)
もう一つ、大きな理由は家族それぞれの希望です。
妻、子どもたち、私の意見が一致したタイミングだったのです。
人生はタイミングであり、そのタイミングを逃すともうチャンスはありません。
人生一度キリですからね。
私が仕事を辞めることについての家族の意見
![夫婦で話す姿](https://naolife2.com/wp-content/uploads/2024/04/shutterstock_626698901-300x200.jpg)
パートを辞めて正規社員になりたい妻
- もっと認められたい、
- 主要なポジションに付きたい、
- やりがいのある仕事をしたい
そう思っていた妻は大賛成だったのを覚えています。
それよりも「この時期に正規になりたいから12月には辞めてほしい」と時期の指定までしてきました。
本来年度末で退職予定だったのを、年末に退職としたのは妻の意向です。
『お父ちゃん子』な子どもたち
当時子どもたちは、あからさまに妻に恐怖心を抱いている様子でした。
特に当時4歳の長男と2歳の次男。
「お母ちゃんが家にいると胸がぞわぞわする」
「お母ちゃんが仕事でいないとスーッとする」
と子どもながらハッキリ言う息子。
![ショック顔](https://naolife2.com/wp-content/uploads/2024/04/edb18f1dc38fadbcf7a0c9a1b849298e-300x158.jpg)
しかし妻はその本意に気付きません。
私も何も言えません。
自分のキャパシティーの中で一生懸命に育児をしてくれていた妻には、それでも感謝すべきだと思っています。
育児は家庭で引き継いでくるものです。
自分が育てられた方法以外の育て方はできないものです。
そして私の「子どもの精神的安全性を確保したい」という想い
以上、それら3点のタイミングが重なったことで、いよいよ自分が家庭に入ろう!
そう決心したのです。
子どもの安心感のために妻のストレスをなくす努力をする
![ひまわり畑の中で両手を広げる女性](https://naolife2.com/wp-content/uploads/2024/05/366521c95e279bc2d0da42ce22fd7e60-300x158.jpg)
専業主夫の役割
主婦と主夫の違い。
それは役割の違い。
主夫は妻の負担を減らすことが仕事ってこと。
(もちろん異論は認めます。個人の意見です)
妻(母親)のメンタルは子どもに直結する
主夫になった目的は「子どもたちの心理的安全性の確保」です。
そのためには妻のメンタルの安定が必要不可欠です。
なぜなら、子どもたちにとって妻(母親)は唯一無二の存在だからです。
父親がいくら頑張っても、母親の代わりは務まらないのです。
その存在には勝てません。(勝つつもりもないですが)
夫にしかできない妻の負担を減らす役割
「じゃあ夫には何もできないのか?」
そうではありません。
わが家の場合、妻はいくら仕事をしたくても、子どもたちが大好きなことに変わりありません。
だから、お互いの負担を全部引き受けて、
ノンストレスで母子関係を構築できれば家庭内の安全性は保たれるわけです。
妻の負担を減らせるのは夫だけなんです。
そのために体を張らずしていつ体を張るんだ!ってこと。
妻のストレスを減らす具体的方法
私の考えた妻のストレス軽減方法として、簡単に具体例も挙げておきます。
(家事全般を引き受けるのは大前提)
妻の話の聞き方を変える
- お顔と身体を向けて話を聞く
- 「ながら」では聞かない
- 感情に共感する
- 時には子どもよりも優先する
- 途中で遮らない、アドバイスしない
妻の頑張りをねぎらう
子育てで一番のネックは誰からも認められないということ。
して当たり前。それでは人間、心が荒(すさ)みます。
妻へは「いつも頑張ってるね」「いつもありがとう」と労いの言葉をかけましょう。
マッサージする
- 足がむくみやすいので足のマッサージは喜んでくれる
- 足つぼも効果的なようです
- 肩も凝りやすいので肩や腕のマッサージも良い
- 腰や背中も擦ったりすると良い
つまり全身ってこと(笑)
たまには2人で一緒に出かける時間を持つ
妻の希望を叶えるために、です。
自分の用事を挟んではいけません。
あくまで主役は妻です。
これを忘れたら何の意味もありませんからね(笑)
ケンカなんかしたら全て逆効果ですよ(;´・ω・)
まとめ:私が看護師を辞めて専業主夫になった理由4つ
- 看護師として患者さんの心身を回復するお手伝いをしている場合ではなくなったこと。
- 家族のメンタルが危機的だったこと
- 子どもの心理的安全性を維持するには妻のメンタルを安定させることが重要ってこと
- そのためには夫である自分が妻の負担を減らして、好きなことをやらせてあげることが優先だったってこと
まとめると、
全ては子どもたちのために、
妻の生活満足度を高めてあげたかった
ということになります。
以上です(´ω`*)
自己犠牲の精神!