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〖何を準備すればいいの?〗女子中学校のバスケ部のコーチを依頼された話

バスケットボール 本

全国的に中学校の土日の部活が地域に移行してきているという話を聞きます。

その延長上で、私に中学女子バスケの土日コーチの一端を担ってほしいという依頼がきました。

こんな引退して20年以上も経つおじさんに声をかけていただき、とても光栄です。

が、正直言って不安しかありません。

マジメな私(?)は今から緊張しています。

「何を準備したらいいんだろう!?」

とりあえず、頼まれたのは来年度からなので、それまでにやるべきことをまとめます。

《そもそも、なぜ土日の部活が地域に移行しているのか?》

理由は〖学校の先生の負担と残業を減らすため〗。

当然です。学校の先生たちは土日も構わず生徒のために本当に頑張ってくれています。

そんな先生たちの負担を減らすべく、土日の部活動を地域に移行しようという話のようです。

ブランク明けのおじさんがコーチになるまでにやるべきこと

  1. バスケットボールのルールを確認する
  2. バスケットボールの基本戦略を確認する
  3. ジュニア世代に特化したコーチングを学ぶ
  4. 学校の部活動の女子バスケのレベルを確認する

バスケットボールのルールを確認する

以前とルールが変わったところも多々ありますよね。

  • 0ステップとか。
  • 30秒ルールが24秒とか。
  • 前後半が4クォーター制になったとか。
  • ジャンプボールがサイドからとか。

ちょっとその辺を復習しないとコーチどころじゃないですね(;´∀`)

ルールを知るものはゲームを制す!

コービーブライアントはルールを熟知しており、ルールの抜け穴をうまく利用したと言います。

例えば、審判の立ち位置まで把握して、審判からは見えない死角でうまくファールをしながら有利にゲームを進めていったと言います。

バスケットボールの基本戦略を確認する

バスケにおいてセットプレーは重要です。

基本となるピック&ロールや、バックドアなどの技術。

またポジションごとの動きなどを理解しておかないとコーチとして選手に教えることはできません。

…やることいっぱい!

ジュニア世代に特化したコーチングを学ぶ

世代ごとに教え方は変わります。

ジュニア世代ではバスケばかりすればいいわけではなく、体の動きと神経系を連動させて訓練するといったことも重要です。

どんなトレーニング方法があるのかを探ります。

また、ジュニア世代のメンタルについても非常に重要です。

中学女子なんてまさに反抗期!?

こんなおじさんで大丈夫なんでしょうか。。褒めて伸ばせばいいのかな?そのあたりも勉強しようと思います。

学校の部活動の女子バスケのレベルを確認する

レベルって大事ですよね。

基礎からやるべきか、それともある程度基礎が出来ている段階なのか。

強いチームなら勝つためのバスケだし、そこまで勝ちに慣れていないチームならまずは楽しむバスケ、続けるバスケが重要だし。

どんなレベルでバスケをやっているかによって、次の段階をどう目指すべきかが見えてくるはずです。

週末コーチとして自分の役割を理解する

頼まれた理由を履き違えてはいけません。

そこまでの期待はされていないのは当然です。

実績もないし、「ただバスケ経験者」というだけの話だからです。

そして、平日はしっかりとコーチがいて、〖週末だけ〗のコーチである自覚を持たないといけません。

…バランス難しそう!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

とにかく、

  • 楽しむバスケ
  • 自分で考えるバスケ

そんなことを伝えられたらいいなと感じます。

そのために、自分が出しゃばりすぎないことを心がけていきたいですね。

子どもたちは中学生の先にもバスケ人生が続きます。

その基盤となる〖バスケットは楽しい〗という感情を持ってもらえたら嬉しいですね(´ω`*)

どうしたらバスケを楽しんでもらえるか?

  • 勝負に勝って楽しい
  • 自分の思うプレイができて楽しい
  • 仲間と連携が取れて楽しい
  • 自分の上達・成長が感じ取れて嬉しい
  • 周りに認められて感謝されて嬉しい

勝負に勝って楽しい

バスケは勝負です。

試合に勝ってこそ、楽しさ・嬉しさが倍増します。

負けて「よかったね」と思う人はいません。

やはり勝ってこそ、です。

ただし、勝ちだけが全てではないのも事実。成長していることも楽しさの1つです。

  • 自分を見る
  • 相手を見る

その区別をしていくのも重要ですね。。

自分の思うプレイができて楽しい

今まで出来なかったことができる嬉しさは最高です。

難しいワザができるようになったとき

試合で相手に通用したとき

そんな時は最高に嬉しいですよね(*’▽’)

そんな喜びの積み重ねが、上達への一歩です。

仲間と連携が取れて楽しい

バスケはチーム競技です。

チームメイトと連携が取れて初めて成り立つスポーツです。

阿吽の呼吸というように、自然に、スムーズに連携が取れたときの爽快感はクセになります。

練習でも、試合でも、そんなプレーが増えるとチームとしての団結も強まるような気がします。

自分の上達・成長が感じ取れて嬉しい

自分がうまくなっている実感は継続する上でとても重要です。

試合に負けても、自分が成長していたら「次こそは!」とさらに練習する力になります。

どう成長を感じ取ってもらうかは声掛けやシステムなどの関わり次第な気がします。

周りに認められて感謝されて嬉しい

やっぱり認められるって嬉しいですよね。

チームの一員になっている実感があります。

このご時世、「そこにいていいんだ!」という気持ちは、今のジュニア世代にはとてつもなく貴重な感覚でしょう。

ネット社会や学校ではなく、趣味嗜好がバスケという同じ共通言語の仲間からの信頼は絶対に自分の自信につながるはずです。

こういった雰囲気も作り出せるといいなと考えます。

逆に「こんなバスケ・部活は嫌だ」も考えておく

反面教師として、自分はこんなバスケをやってはいけないということを踏まえておくのも大事です。

  • コーチが怖い
  • コーチが嫌
  • 教えに従っても勝てない
  • 基礎ばかりで練習が楽しくない
  • 自分達のやりたいバスケじゃない

勝たせたいあまりに、コーチ陣が独りよがりの目標を掲げていても誰も面白くないでしょう。

目標は、必ず選手たちと共有しておくことが大切です。

これはビジネスでも一緒ですね。

1人だけ突っ走って、ふと後ろを振り返ったとき、誰もついてきてない…なんてことは避けたいものです(;”∀”)

同じく、やりたいバスケも選手たちの意見を聞きつつ、構築していくことが重要です。

自分達のバスケで勝てた!という自信が次へのステップになります。

おわりに

以上、あと10ヶ月先の話ですが、すでに緊張しているおじさんです。

ジェネレーションギャップが怖い…。

そして反抗期の中学生…

その保護者…

コミュ障の私に務まるでしょうか???

 

そんなことを考えつつ、ひっそりとルールのおさらいでもしようかなと思います(´ω`*)